2011/10/31

 

 

 ガンモデル <1960年(昭和36年)前後>

 
 

       独:Walther P38

戦争を知らない世代で、子供の遊びは「ちゃんばら」か「戦争ごっこ」と、戦後それほどたっていないのに特に大人から「殺傷兵器」の抵抗もない、不思議なことである。

男の遊びはこんなものかしらん。

 

とにかく、プラスチック製のおもちゃが少ない時代なので、代用品を作って遊んだもの。このモデルは糸鋸と彫刻刀で二度ほど制作、二度目は銃身にテレビアンテナの「アルミパイプ」をはめ込んで、花火を点火投入して飛ばしたり。事故にならず良かった話である。絵の具塗装にクリアラッカー仕上げ。

当時、運動会などの出店で100連発ピストルという、うたい文句で売っていたブリキのオモチャピストル。紙玉を買い足して、火薬の匂いを楽しんだ。

 

昔のオモチャ リンク先もどうぞ。

 
  さまざまな、昭和30年代当時でも人気のガン    
 

日本のガン(南部14年式)

日本軍独自の8mm南部弾(十四年式実包)を

使用する自動式拳銃である。

 

 
  長い間メカニズムが判らず、不思議に思っていたガン    
 

      独:Luger P08

支点で二つに曲がって伸縮する独特なトグルアクション機構の動きから、尺取虫という通称があった。そのメカニズムが判らなかったが、最近HistoryCannel動画で理解できたもの。

GIF動画を作ったのでご覧あれ。

 
   
 

このルガーガンはさまざまなバリエーションがあり子供ながら好奇心をくすぐるものであった。

長い銃身や、連発マガジンを取り付けるといったスーパーガン。

 
   
   
  メカニックなものとしては感心するが所詮、殺人兵器。この人間のDNAに刻まれた「快感」はいつ消えるのだろうか。