*** 2015年の賀状です *** |
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2015年、平成27年の新年もよろしくお願い致します。 今年は紙粘土をこねての構想が間に合わず、老骨にムチ打って久しぶりの「版画」に。 ・・・・少し篆刻を習ったのでそのイメージで飾って・・・・・ |
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「狼と7匹の子ヤギ」のその後を「親戚の羊」の一家が回顧しているさま、として。
壊れた時計/ 一番小さい子羊は時計の箱に隠れて難を逃れ。 古井戸/ 狼がお腹に石を詰められ水を飲もうとして落ちた井戸。 石ころの山/ 狼が寝ている間にお腹に石を詰められたその石。
羊の「御伽噺」としたかったのですが、適当なものが思いつかず、親戚のヤギに取り付かれてしまった結果、です。 もう一枚 |
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版画始末記 |
今回は4色でまとめました。大体5色は使うのですが、「篆刻」もあり、体力的にも限界。 |
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一色で200余枚、バレンで刷ります。乾くまでに時間がかかるので重ならないように並べます。それが身をひねるので「きつい作業」になる次第です。 |
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篆刻の解説 |
てん刻は石に彫るのですが、石の質が悪いと欠けたり、思うようにほれないもの。 |
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木の葉/賀正の文字ですが、篆刻辞典から選んで、綾野流の崩し文字に。
涙をふいて/涙も変形して。最近の小生の「心境」/苦労された方々へのエール(応援歌) 春酒介寿/(しゅんしゅはじゅをたすく) 春酒を飲めば寿命がのびる |
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下は先生の印稿 |
他者の作品 |
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参考資料 |
羊のイメージはTVCMのイメージを参考に。 |
狼と7匹の子ヤギ |
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狼の「頭蓋骨」を小石の上に飾ろうかと思うも、正月に相応しくないと、パスしました。 |
あらすじ txt文をどうぞ |
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羊(Sheep)とヤギ(Goat )が「親戚」かどうかは知りません。 変な理屈の版画構成ですし、勝手な意図にて理解してくれる方はいないと思いますが、 まあ、羊歳のイメージと綾野流版画で正月らしさの賀状にはなったかなと。
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次回に乞うご期待!! |
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