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***  2022年の賀状です ***

     2022年、令和4年の新年もよろしくお願い致します。

       コロナ禍も少し落ち着いての新年ですが。

       ・・・・今回も干支をベースにことわざに少しひねって・・です。  

  

  

 

「虎穴にいらずんば虎子を得ず」の得ず、です。

  挑戦したものの残念なことに急ぎ退散してしまった

  渓谷でのおはなし、です。

 

  渓谷の風景を表現したく、雲景のイメージがうまく

  出来ませんでしたが、まあ新年の雰囲気がでていれば

  よし、というところ。

  

 手前の岩場は「虎穴ならず寅穴」です

 樹木の花は「賀正」、目の部分は縦にしたかったのですが

 横目になってしまいました。

 朝日は「元旦」、こちらも日が横に。イメージ優先です。

 雲景は「2022.1.1」/篆刻の50thは結婚50年

 

  もう一枚

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 涙活/

 能動的に涙を流す活動の事/

 やさしさに惜しみなく涙をながしてあげたい

版画始末記

干支の寅にちなんだ「虎穴にいらずんば虎子を得ず」のイメージ図が見当たらず、虎穴よりも寅穴のほうがシンプルで

文字デフォルメし易く、読んでいただけるのではとの思い、です。

親寅も尻尾くらい出そうと思ったものの、それでは捕獲者が食われてしまったようになるので、捕獲に失敗して退却

した、という顛末にしてみましたが、伝わるでしょうかね。寅の子のイメージになっていればよし、です。

 

山岳地帯のイメージを出すのに苦労、雲景が湖に見えないことを祈りつつ。遠くの山岳の出来は気に入っています。

ユリの花は「ユウスゲ」夕菅、です。

探検帽に見えるかしらん。追加でロープの束でも置こうかとか、枝木に引っ掛けようかとしたのですが断念。

篆刻は結婚50年/12月5日 本来ならば金婚式ですが、うらめしやコロナ禍で。記念の足跡として。

 

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原画

文字スペースを確保したいと賀正も小さく、奥の山岳も

もう少し上にしたかったのですが。雲景の下が多ければ

崖のイメージに制作できたかなと。少しうるさい画面に

なってしまいました。色の数だけ下絵をトレース。

結局7版木を彫ることになりました。

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ハガキ大の版木は左にあわせ「当り」を後付して何とかかすれた版の重ね刷りが出来ました。

        テスト刷りの写真。

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篆刻

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篆刻は「涙シリーズ」で皆さんへの激励の意味をこめて。

今回は「涙恋」にと思うも恋の文字が難しく小さい印材には

ムリで変更しました。押印は版画を刷るよりきつい、です。

 

50th/付録

参考資料

 山岳などのイメージ写真
 

ネットにあった虎穴に・・の唯一のイメージ

   
 

      探検帽

  伊藤若冲の虎  

  

こんな寅に出ていただくのも面白いかも。

どうデフォルメするかがミソでしょう。

次回に乞うご期待!!