オリンピックの五輪マークは5色、ということと「ねずみ」には少なくとも2色必要ということから、いかに
少ない配色、色刷りで済ませるかがまずは課題でした。
「ねずみ」の干支を生かしたパロディではお結びころりん、程度しかポピュラーな題材が拾えず、結局「ねずみ
の嫁入り」に。オリンピックのエンブレムと蔵の壁とをマージすること位、で終わりました。
嫁入りのイメージを出すのに「角隠し」を調べ、嫁入りのイメージを膨らませるために少し豪華な「かご/籠」を
配して。
「ねずみの嫁入り」のストーリーは一番偉いものに娘を嫁にと、太陽、雲、風、蔵といくも壁に穴をあけるねずみ
が一番との結論から「ねずみ」に嫁ぐという話。太陽、風、雲のイラストをと思うもオリンピックの年にあわせ
五輪マークを優先としたもの。何とかストーリーにあわせて、ねずみが穴をあけた蔵のイメージとした次第。
篆刻は早くから熟語を探していて、先に完成。
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